大抵の自治体は、リースや購入という形でパソコンを導入している。

小生の自治体では主にDELL製のパソコンが多いのであるが、

この8月の入替えも例に漏れずDELL製であった。



従来のセキュリティワイヤーがハマらない!!


今回は「DELL Latitude 5590」というパソコンを調達した。

ソフトウェアのインストール等はうまくいったのだが、ここで予期せぬ事態が起きる。

なんと今まで使っていたセキュリティワイヤーがハマらないのだ。

「いや、そんなことないでしょ!」と思い力を入れて押し込んでも全然中に入らない。

そう、実はセキュリティワイヤーの規格は一つではないらしいのだ。

形状が全て同じだと思っていた小生を衝撃的かつ悲しい結果が襲った。



新登場Noble Wedge規格


従来の規格は世界標準の「Kensington規格」というものだったようだ。

これがどのような経緯で変わったのか不明だが、

今回のパソコンは「Noble Wedge規格」というものが採用されていたのだ。

それは「Kensington規格」のセキュリティワイヤーがハマるはずもない。



Noble Wedge規格」のセキュリティワイヤー


小生がNoble Wedge規格」に対応したセキュリティワイヤーを調べたところ、いくつかあったので参考に紹介する。


1.【DELL】Noble Profile Wedge Lock - ノートパソコンロッキングケーブル

DELLのオンラインショップで販売しているの製品では、唯一の製品である。

純正というので安心だが、お値段「4,300円(税抜)」と数十単位で買う身としてはなかなか高額である。



2.【ELECOM】ESL-703

こちらもシリンダータイプ。

1つ購入した感じでは、首周りが柔軟に動くのが良い。

しかしお値段が「4,439円(税込)」以上となかなか経済的ではない。


3.【ELECOM】ESL-3A

南京錠タイプになるため、上記の2つに比べると使い勝手は悪いが、

なんといっても最低「2,480円(税抜)」と非常に経済的である。

結果、小生の自治体ではこの製品を購入して運用することにした。


4.【ELECOM】ESL-10A

ダイヤル式南京錠のタイプがこちらの製品になる。

こちらは他の製品と異なりマスターキー仕様のものがないため

自治体や企業で大量に購入するのには向いていないだろう。



今回はセキュリティワイヤーのNoble Wedge規格」について紹介した。

諸行無常がこんな小さなところでも起こっていたのは衝撃だったが、

従来のものがハマらないと思ったら規格が違うことを疑ったほうがよいだろう。



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