Point
  • Web連携アプリケーションである”Integromat"を利用
  • "IFTTT"では出来なかったEvernoteへの日付ノート作成が自動化できる
  • ”Integromat”なら”IFTTT"より細かい設定が可能!


つい数時間前、Twitterでこんな投稿を見つけました。



これ、小生にとっては結構画期的な発見でした!

というわけで、早速Integromatを始めて組み込んでみたのですが、

非常に便利だったのでその方法をご紹介したいと思います。




これまでと問題点


小生、すでにライフログをEvernoteに自動で記録させる運用をしています。

例えば、1日のFitbitのサマリーデータやその日に撮った写真、

さらに「いいね」をしたツイートやFacebookの投稿なども

毎日「LifeLog」というノートをEvernoteに作成し、

そのノートに自動で溜まっていくようにしています。

ちなみにこれを”IFTTT”で運用しています。



この場合、すべて同じ名前のノートになってしまうという問題が発生しますが、

自動でためるライフログのため、あまり気にしていませんでした。

しかしここで、EvernoteでTODOリストを管理することになったため、

可能であれば、

  • 日付が変わったら日付ノート(例:20190910)を自動作成する
  • 自動作成する際にテンプレートを利用する

ということができればいいなと考えるようになりました。




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”Integromat”の設定方法


”IFTTT”では単純な連携はできても、上記のような細かい設定が出来ないことは残念に思っていました。

そこでたまたま調べた際にヒットしたのが最初のツイートです。


Integromat”もまたWebサービス同士を連携させて処理を自動化できるWebアプリケーションです。

しかも”IFTTT”より色々と細かい設定ができるのが”Integromat”の特徴です。

実際の設定方法について解説していきたいと思います。


1.アカウントの作成とログイン

こちらのページに飛んでください。(サイトはすべて英語です)



Googleアカウントなどと連携させるとログインが楽勝に終わりますよ。


2.シナリオ作成の準備をする

シナリオというのは、自動化したい一連の動作のかたまりの単位です。

右上の[+Create a new scenario]ページからEvernoteを選択します。

そのまま[Continue]をクリックしましょう。


3.シナリオを作成する

「?」マークをクリックしてトリガーやアクションを決めていきます。

今回は自動でノートが作成されるようにしたいので、[Create a note]を選択します。

スクリーンショット 2019-09-10 18.52.02.png


4.サービスにログイン

Evernoteにログインします。

ここが意外とわかりづらいんですが、[Add]ボタンをクリックすると、

[Create a connection]ボタンが出るので、

[Continue]をクリックして自身のアカウントにログインしましょう。

スクリーンショット 2019-09-10 18.55.21.png


5.シナリオの作り込みを行う

スクリーンショット 2019-09-10 18.58.42.png

ここが一番難しいところだと思います。

一つ一つ解説しましょう。

Notebook
ノートを作成したいノートブックを選択します。
Title
作成したいノートの名前を指定します。
日付ノートを作りたいので、上の画像のように指定しました。
Content
ここはノート作成の際のテンプレートです。
小生、毎日のTODOリストを作りたいので、以下のようなEvernote特有のプログラムを組みました。

Contentの内容
<!DOCTYPE en-note SYSTEM "http://xml.evernote.com/pub/enml2.dtd">
<en-note>
<div>仕事</div>
  <div><en-todo checked="false" /></div>
  <div><en-todo checked="false" /></div>
  <div><br /></div>
<div>プライベート</div>
  <div><en-todo checked="false" /></div>
  <div><en-todo checked="false" /></div>
</en-note>


6.テストを行う

ここまでできたら実際に日付ノートが作成できるかテストを行いましょう。

画面左下の[Run once]から実行できます。

スクリーンショット 2019-09-10 19.06.11.png


7.スケジューリングの設定をする→ON

最後にスケジュールを組みます。

シナリオが実行されるタイミングを選択し、設定を[ON]にすれば完了です。

スクリーンショット 2019-09-10 19.08.06.png




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まとめ


以上で”IFTTT”では困難だった日付ノートの自動生成(テンプレ付き)が”Integromat”で実現できました。

このシナリオは初歩的な設定なのですが、”Integromat”なら他にも様々なことが自動化できそうですので、

色々試してまたご紹介したいと思います!!



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