Point
- Web連携アプリケーションである”Integromat"を利用
- "IFTTT"では出来なかったEvernoteへの日付ノート作成が自動化できる
- ”Integromat”なら”IFTTT"より細かい設定が可能!
つい数時間前、Twitterでこんな投稿を見つけました。
なせなる@台湾旅行家@nase_naru_blog最近ウェブサービスを連携させて遊んでるんだけど、IFTTTじゃできなかったことがIntegromatなるもので簡単に出来てしまい一人で興奮!
2019/09/09 23:50:45
例えばIFTTTでは毎日同じ名前のノートを作るのが限界だったけど、Integromatな… https://t.co/E2Y6XGJP0p
これ、小生にとっては結構画期的な発見でした!
というわけで、早速Integromatを始めて組み込んでみたのですが、
非常に便利だったのでその方法をご紹介したいと思います。
これまでと問題点
小生、すでにライフログをEvernoteに自動で記録させる運用をしています。
例えば、1日のFitbitのサマリーデータやその日に撮った写真、
さらに「いいね」をしたツイートやFacebookの投稿なども
毎日「LifeLog」というノートをEvernoteに作成し、
そのノートに自動で溜まっていくようにしています。
ちなみにこれを”IFTTT”で運用しています。
この場合、すべて同じ名前のノートになってしまうという問題が発生しますが、
自動でためるライフログのため、あまり気にしていませんでした。
しかしここで、EvernoteでTODOリストを管理することになったため、
可能であれば、
- 日付が変わったら日付ノート(例:20190910)を自動作成する
- 自動作成する際にテンプレートを利用する
ということができればいいなと考えるようになりました。
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”Integromat”の設定方法
”IFTTT”では単純な連携はできても、上記のような細かい設定が出来ないことは残念に思っていました。
そこでたまたま調べた際にヒットしたのが最初のツイートです。
”Integromat”もまたWebサービス同士を連携させて処理を自動化できるWebアプリケーションです。
しかも”IFTTT”より色々と細かい設定ができるのが”Integromat”の特徴です。
実際の設定方法について解説していきたいと思います。
1.アカウントの作成とログイン
こちらのページに飛んでください。(サイトはすべて英語です)
Googleアカウントなどと連携させるとログインが楽勝に終わりますよ。
2.シナリオ作成の準備をする
シナリオというのは、自動化したい一連の動作のかたまりの単位です。
右上の[+Create a new scenario]ページからEvernoteを選択します。
そのまま[Continue]をクリックしましょう。
3.シナリオを作成する
「?」マークをクリックしてトリガーやアクションを決めていきます。
今回は自動でノートが作成されるようにしたいので、[Create a note]を選択します。
4.サービスにログイン
Evernoteにログインします。
ここが意外とわかりづらいんですが、[Add]ボタンをクリックすると、
[Create a connection]ボタンが出るので、
[Continue]をクリックして自身のアカウントにログインしましょう。
5.シナリオの作り込みを行う
ここが一番難しいところだと思います。
一つ一つ解説しましょう。
Notebook | ノートを作成したいノートブックを選択します。 |
Title | 作成したいノートの名前を指定します。 日付ノートを作りたいので、上の画像のように指定しました。 |
Content | ここはノート作成の際のテンプレートです。 小生、毎日のTODOリストを作りたいので、以下のようなEvernote特有のプログラムを組みました。 |
Contentの内容
<!DOCTYPE en-note SYSTEM "http://xml.evernote.com/pub/enml2.dtd">
<en-note>
<div>仕事</div>
<div><en-todo checked="false" /></div>
<div><en-todo checked="false" /></div>
<div><br /></div>
<div>プライベート</div>
<div><en-todo checked="false" /></div>
<div><en-todo checked="false" /></div>
</en-note>
6.テストを行う
ここまでできたら実際に日付ノートが作成できるかテストを行いましょう。
画面左下の[Run once]から実行できます。
7.スケジューリングの設定をする→ON
最後にスケジュールを組みます。
シナリオが実行されるタイミングを選択し、設定を[ON]にすれば完了です。
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まとめ
以上で”IFTTT”では困難だった日付ノートの自動生成(テンプレ付き)が”Integromat”で実現できました。
このシナリオは初歩的な設定なのですが、”Integromat”なら他にも様々なことが自動化できそうですので、
色々試してまたご紹介したいと思います!!
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