Point
- これまですべてのデータをEvernoteに集約してきた
- 日記だけで考えるとDayOneの方が使いやすい
- DayOneは、Evernoteユーザーの羨む機能が豊富
クラウドのメモサービスである「Evernote」はわたしの私生活からは切り離せない存在です。
日記、給与明細の電子データ、旅の計画、本の書評や映画の評論などあらゆるデータがここにつまっているからです。
ただ、日記に関しては前々からEvernoteの仕様に少し不満がありました。
- せっかく日付順にならんでいるノートが、操作を誤って更新してしまうと一番上に表示されてしまう。
- 上記の問題は題名順にソートすれば回避できる(年月日を入れているため)のですが、他のノートブックにまで波及する
- 検索してヒットした日記のノートぐらいしか見返さない
これらの不満はあってもEvernoteのシンプルで使いやすいところは我慢していました。
しかし年末年始のセール(?)で「DayOne」が年額2,800円(通常3,900円)になっていたため、
ひとまず色んな邪念は取り払って「DayOne」を使ってみることにしました。
結果的にこれは正解だったと思っています。
本日はそのへんのお話を詳しくご紹介したいと思っています。
スポンサードリンク
スポンサードリンク
DayOneの良いところ
Evernoteと比較する視点も随所に入れながら、
わたしが素晴らしいと思うDayOneの機能を1つずつご紹介したいと思います。
1.複数のジャーナルを作成できる
「ジャーナル」というのは、Evernoteの「ノートブック」のようなものです。
わたしの場合は日記に特化した使い方をしたいので、
「日記」と「Draft」というジャーナルを作成し、
「Draft」にはまだ書き終わっていなかったり、追記したい日記、
「日記」には書き終わったものを入れています。
IFTTTを利用すればFacebookやTwitterなどSNSとも連携できますので、
SNSのライフログを残したい場合もジャーナルを追加すれば特化した記録を残すこともできます。

2.日記を書きたくなる機能がある
例えば、「アクティビティフィード」です。
その日にいた場所、撮影した写真、カレンダーの予定 を選択して簡単に日記を作成することができます。
Evernoteの場合、まずノートを作ることから始める必要がありましたが、
DayOneは、様々なアクティビティをトリガーに日記を作成できるのが斬新ですね。

また、これはパソコンの場合ですが決まった時間にリマインダーとしてポップアップ表示できます。
もちろん自分の書きたい時間に日記を作成できはしますが、
こうした思い出し機能があれば忘れずに続けられますね。

3.カレンダー表示なので過去の日記をいつでも更新可能
Evernoteの場合、過去のノートを更新してしまうと順番が変わってしまったり、
ノートの名前順にソートすると他のノートブックまで波及するという問題がありました。
しかし、DayOneはメモではなく、日記を書くことに特化したアプリです。
遡って過去の日記を書くことはもちろん、過去の日記の更新もできます。
それによって順番が変わってしまうことはありません。

4.日記を見返す仕組みがある
Evernoteの場合、何らかの文字を検索してヒットした日記やその前後の日記を見返すことはありましたが、
そうでもしなければ滅多に見返すことはありませんでした。
過去の気付きにもう一度出会うチャンスがあまりなかったのです。
DayOneならEvernoteのようにタグから日記を検索することはもちろん、
GPS記憶もしてくれるので地図上から検索することができます。
過去に行ったあの都道府県や国の記録を見返したい、
なんてことも簡単にできてしまうのです。
1つの日記には1つの場所しか記録できませんが、
1日にいくつも日記を作成できますので、
場所ごとに日記を作成していくのがよいと思っています。

また、「過去のこの日」機能を利用すれば、過去の同じ日に自分が何をしていたかすぐにわかります。
わたしはまだ始めて1ヶ月ですのであまり使えませんが、
1年2年と続けていけば面白い振り返りができるかもしれません。
例えば、過去3年間の誕生日に自分が何をしていたのか比べてみるのも面白いですね。

5.製本サービスがある
製本サービスとは、DayOneにためた日記をハードカバーの本にしてくれるサービスです。
製本サービスがDayOneの目玉であると言っても過言ではないかもしれません。
いくつかのサイトを拝見したところ、日本ではまだ利用できないという意見が多かったのですが、
以下の通り、サポート曰く「ApplePayで支払えば(日本でも)利用できる」そうです。

実際にヘルプページで「Book Printing」と検索しても確かに書いてありました。(英語です)
気になるお値段は、
- カラー 50ページ 19.99USドル(+0.1UDドル/1ページ)
- 白黒 50ページ 14.99USドル(+0.1UDドル/1ページ)
とそれほど高額ではありません。
見た目もとてもオシャレです。
ある程度貯まってきたら製本してみたいと思います。

ちなみにですが、仮にEvernoteに戻りたいとなったときも安心です。
PDFでエクスポートする機能もありますので、
定期的にPDFにしてEvernoteに保存すればバックアップとして残すこともできます。
まとめ
EvernoteとDayOneを比較しながら、DayOneで日記を書くことの良さを紹介してきました。
わたしとしてはあまり色々なサービスを使いたくないタチですので、
日記はDayOne、他はEvernoteと割り切って使っていきたいと思います。
わたしが紹介した機能の中には有料でないと利用できないものもありますが、
無料でもある程度のことはできます。
非常に良いサービスですので、まずは無料で始めてみるのはいかがでしょうか。
コメント