Point
  • 読んだだけでは「自己満足」、アウトプットすれば「自己成長」できる
  • 月に何冊も読むより1冊でもアウトプットしよう
  • アウトプットによる効果は様々で絶大


今読んでいる本、過去に読んでいる本。

みなさんはその本について、5分間で内容を説明できますか?

ざっくり十数秒ならできる方、しっかり説明できる方、どちらもいらっしゃると思いますが、

前者の方が圧倒的に多いと思います。


実はわたしは月に何冊も本を読んでいたのですが、

全く頭に入っていないというか、内容を覚えていないというか、

とにかく身になった気がしていないことが悩みでした。

そこで何か改善策はないものかと思い、出会ったのがこの本です。

本日はこの本とともにアウトプットの大切さをご紹介したいと思います。




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1.アウトプットによる効果


アウトプットとは、読んだこと・体験したことなどを他人に話す/書く/行動することだと筆者の樺沢紫苑さんはおっしゃっています。

例えばそれは、人に教えることであり、日記やブログを書くことであり、本に書いてあることを実践してみることなどになります。

それによってどういった良いことがあるのでしょうか。

人に教える場合は、間違ってはいけないのでちゃんとした知識が必要になりますよね。

よってそれなりに知識を得ようとすることになります。

日記を書くことは、研究でストレス改善の効果があるとわかっているそうですし、

ブログは見た人から良くも悪くもフィードバックがもらえますよね。

つまり、アウトプットをして初めて「自己成長」できるんです。

筆者もインプットだけではただの「自己満足」だとおっしゃっています。


では、どうやってアウトプットすればいいのか。

書籍の中で様々な具体策が紹介されていますが、読書感想文を書くなら以下の公式がよいと紹介してくださっています。

読書感想文: 「これまで」+「気付き」+「ToDo」

というわけで、公式にならってわたしの考えたことを少しご紹介したいと思います。


2.これまで


  • 読書したらしっぱなし。数日後には読んだ本の内容はほとんど覚えていない。
  • インプットすることばかりに目がいっていた。
  • インプットにも制限時間を設けずだらだらと読んでいた。
  • ToDo等すべてスマホで管理しようとしていた。


3.気付き


本から以下の「気付き」を得ることができました。

  • アウトプットをしないと「自己成長」にはならない。
  • 制限時間を決めて文章を書く習慣をつけると、脳がそのようにトレーニングされる。
  • 「書く」ことはパソコンでのタイピングよりも記憶力や学習能力が高まり、学習効果が高い。
  • ToDoは紙にかくべき。スマホだと誘惑で他のことをしてしまい、集中力が切れる。


4.ToDo


  • 本を読んだらkindleの「メモとハイライト」機能を使いながら特に気になったことを紙に書き出し、ToDoリストを作成するようにした。
  • Macのストップウォッチアプリ「Be forcused」を導入し作業に制限時間を設けるようにした。
  • 無印良品の「フラットに開くノート」を購入し、読書のまとめだけでなく仕事の内容や日記も一冊の本にまとめるようにした。書いたものはEvernoteにデジタルで保存するようにした。
  • 1日のToDoをスマホのアプリで管理することはやめ、メモ用紙に書くようにした。


5.まとめ


いかがでいたか。

わたしのやり始めたことはまだ序の口ですが、明らかにこの本については5分間で話せるくらいの情報がみについたと確信しています。

上にご紹介した以外にも、

  • 笑顔を作ると10秒で緊張がとけてハッピーになれる
  • 有酸素運動をすると記憶力がアップする。
  • 「スマホを見るだけ」は最大の時間の無駄遣い
  • 人間はマルチタスクができない(ただ高速で切替してるだけ)

など読書や書くことに限らず様々なアウトプットとその効果やダメな例が紹介されています。

読んだことや学んだことが身についてないな、とお悩みの方はぜひこの本を手にとってみましょう。